IT業界の労働環境について考えよう

一言で「IT分野」と言っても、様々な職種があります。

大きく分ければ営業とエンジニアなどの技術者、そして事務員です。しかし技術者のなかにもシステムを運営するのか、保守するのか、エラーに対応するのか、それともアプリなどを開発するのか、はたまた一般企業にIT技術の導入をさせるためのコンサルタント職なのかなど様々です。企業に属さずフリーランスという形で活躍しているエンジニアも多くいます。

しかしどれも共通するのは、IT業界で働くにはタフでなければならないということです。そもそもIT業界は業界自体が若く、主な戦力も20代、30代です。ですので世間的な評価に影響を及ぼす40代、50代以上からはあまり理解を得ることが出来ない仕事のように感じています。ですので、世間的にもいまいちなにをしているか分からない仕事、業界という印象を持たれがちです。実際には私達の生活を様々な面で支えているのですが、いかんせん表立っていないため縁の下の力持ち的な存在になっています。

また、下請けという形態での業務なので、営業が仕事をとってくるのですがその時にも何も知らない顧客である企業が無茶なスケジュールで仕事を振ってくるときがあります。しかしそこで断ると他にも同業が大勢いますから、仕事をとられることを防ぐためにも仕事を引き受けてしまいます。

こういった体質が企業間での価格競争を生み、結果的に社員たちが大変な思いをするのです。いわゆる3Kや7Kと言われてしまうIT業界ですが、こうした労働環境や体質を変えていかなければその評価は変わらないでしょう。
企業の中で労働環境や体質の改善が見られないようなら、いよいよフリーとして独立するチャンスかもしれませんね。

これまで企業人として培ってきた経験とスキルを存分に発揮させるのも一つの手段です。フリーランスについての詳細はこちらの情報が参考になると思いますので、そのチャンスが来たときにご覧になってはいかがでしょうか?

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