IT業界のイメージと実態

IT業界は「きつい、帰れない、給料が安い」の3Kに加えて「休暇が取れない、規則が厳しい、化粧が乗らない、結婚出来ない」の7Kとまで言われるほどそのイメージはネガティブなものが多いです。これも、IT業界の実態がまだ世間ではあまり良く知られていないことが原因だと思うのですが、それ故IT業界の仕事がより大変になっていることがあると思います。実際IT業界は下請け体質なので、大変なこともたくさんあります。顧客ありきで競合会社がたくさんあり、それ故価格競争が起こります。ですので、より短期間でより高品質なものを、より低価格で提供できるところが勝ち残っていく図式になり、その結果短期間で膨大な量の数の仕事をこなさなくてはなならないことになってしまいます。

そのため本来は裁量労働制が適している仕事であるにもかかわらず、納期を守るために仕事の拘束時間が長くなってしまうのです。これは、ひとえに顧客側がIT業界の実態を知らず、簡単に無茶な要求をしてくるという側面もあるので、IT業界はもっと世間に広く知られていく必要があります。そうしていかにエンジニアを始めIT業界で働く人たちが苦労しているかをアピールしなければ、これからのIT業界の発展、ひいては日本の発展は有り得ないと思います。

そうして労働環境を改善しなければ次世代も育たなくなってしまいます。このように大変な業界ではありますが、その業界で働く人達はそれぞれやりがいを持って働いています。そのやりがいをもっと伸ばして増やしていくためにも、これからのIT業界はアピール力が必要になってきます。

rss

Categories

  • カテゴリーなし

Links